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沖縄観光の定番 必見のスポット!美ら海水族館と海洋博公園  / The best sightseeing place in Okinawa, Churaumi Aquarium & Ocean Expo Park

2021/08/04
 
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スイスから日本に移住して来ました。世界中を旅しましたが、一番住みたい街として福岡を選びました。海、自然、美しいもの、楽しい事が大好きで、愛車の上にテントを積んで、日本中を旅してみたいと思っています。
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沖縄でNo.1の観光スポットと言えば、もちろん美ら海(ちゅらうみ)水族館ですよね。ただ美ら海水族館だけを見て帰るには、もったないほどのすばらしい場所に、この水族館はあります。

初めて海洋博公園を訪れたのは、もう30年前になります。実は新婚旅行で沖縄に来て、スイスの両親も一緒に、熱帯の植物やイルカのショーを見て楽しんだのを覚えています。

沖縄の美しい海と沖縄の音楽が好きで、離島を含めて沖縄には何度も来ましたが、今回久しぶりに訪れた海洋博公園は、すばらしい進化を遂げていましたのでご紹介します。

この海洋博公園に来る一番の目的は、やはり何と言っても、美ら海水族館でしょう。年間の入館者数でも日本一のこの水族館は、実現不可能と言われていた程の世界最大の超巨大水槽で、困難を乗り越えて、世界初のジンベイザメのカップルの飼育に成功した水族館です。

入館券は、本部町のコンビニなどで割引券(10%引き)が購入できますので、ここを訪れる前に買っておきましょう。

まずは、入口にあるジンベイザメの巨大モニュメントを見て、壁に書かれた「沖縄美ら海水族館」の文字看板の前で記念撮影してみましょう。

水族館には、美しいサンゴ礁やそこに住む生き物、深海に住む面白い生き物の水槽などがあって、じっくり見て楽しめるようになっています。

そして、やはり一番人気は、ジンベイザメと南洋マンタが泳ぐ、この超巨大水槽でしょう。近くから見ても、遠くからみても圧巻の迫力です。見物客が多い時でも、皆が楽しめるような構造になっていますので、安心してしっかり見ましょう。

実は、中国人観光客の多さに、驚いて圧倒されていたのですが、出口ですばらしいサービスがあったので、お知らせしてきます。

出口のゲートで、来館した人の手の甲に透明のスタンプを押してくれるサービスがありますので、念の為にスタンプを押してもらっておきましょう。

これは、再入館ができるスタンプで、公園内の他の施設を見学した後などに、もう一度ゆっくり見学することができます。ホテルに戻る前に寄ってみましたが、団体客が来る時間帯ではなかったようで、じっくりと広大な海の世界を楽しむことができました。

水族館の中を見た後は、素晴らしい景色を楽しみながら裏側に降りてみましょう。海側には、無料で見学できる楽しい施設がたくさんあります。

人魚伝説のモデルになったマナティーを飼育しているマナティー館、ウミガメ館、イルカ館、イルカのショーが観れるオキちゃん劇場などを、無料で楽しめるところが、海洋博公園の良いところのひとつです。

海洋博公園は、とても整備された美しい公園ですので、まずは、美しい眺めや景観を楽しみながら歩いてみましょう。

公園内は高低差がかなりありますが、屋外の階段でも横にエスカレーターがあって、足に自信がない人でも散歩を楽しめるようになっています。

電気遊覧車も園内を絶えず周遊しています。一回乗車券100円、一日周遊券200円で、青のエメラルドビーチコース、黄色の熱帯・亜熱帯都市緑化植物園コース、赤の環状コースがありますので、暑い夏に訪れても汗だくで歩かずに済んで助かります。

公園内には、おきなわ郷土村があって、17~19世紀の琉球王国時代の沖縄の村落を再現しています。郷土村では、三味線体験が出来たり、季節によって沖縄の踊り体験や黒糖作り体験などのイベントがありますので、チェックしておきましょう。

この高床式の家に、とても興味が引かれました。じっくり見てみると、本当に良くできていて、今でも東南アジアではこういう感じの家に住んでいる人々がいますが、この家ほどしっかりした造りではないように思います。

日本の木造建築技術が、古い時代のこんな小屋にも使われていると、妙に感心てしまいました。

熱帯ドリームセンターでは、美ら海水族館の入場券の半券を提示すると、入場料が半額になりますので、水族館を見学した後に、半券を捨てずにとっておきましょう。

花が好きな人にはたまらない、色とりどり花が楽しめます。

2000株と言われる世界各国の蘭が展示されています。いくつか温室があるので、それぞれの世界を楽しみましょう。

屋外にも色々な植物があります。

今までこんな大きなシダは見た事がありませんでした。ヒカゲヘゴという沖縄に群生している植物で、古代の大型シダの生き残りらしです。

この大きなゼンマイのような新芽は、大根のような味で食べられるとのこと。

熱帯ドリームセンターの一番奥には、高さ36mの遠見台があります。上までエレベーターで登れるようになっています。そこからさらに一番上まで登ると海と海洋博公園が一望できます。帰りはぜひ外側をぐるりと囲む階段を下りてみてください。色々と違った景色を楽しむことができます。

これは遠見台を降りる途中で見た、熱帯ドリームセンターの中庭です。遠くに城山(くすくやま)の形が特徴的な伊江島が見えます。

熱帯ドリームセンターを出て、中央ゲートにある大噴水に戻って来ました。

この横に、立派だけど少し地味な茶色の建物があるのですが、それは海洋文化館です。立ち寄る人もまばらな、何となくやっぱり地味な博物館ですが、実は冒険ロマンを駆り立てる、海の勇者の夢を感じる事ができる博物館です。

建物の入口を入るとすぐ、吹き抜けの大空間に、タヒチの人々が歴史資料を基に復元した、ダブルカヌーが展示されています。先端にある二体の彫刻がユーモラスです。

入館料は、二階の受付で払います。大人190円とリーズナブルな価格で、プラネタリウムも併設しているので、公園内を歩き疲れたら、プラネタリウムで星空を眺めるのも、悪くないかも知れません。

館内では、新天地に向け大航海した、人類の移住についての様々な資料が、映像や展示物で紹介されています。

大型のカヌーを間近で見ると、冒険心を掻き立てられます。

これは、パプアニューギニアのモトゥ族が交易に使用した船で、展示されている物は、イギリスのエリザベス女王が、パプアニューギニアを訪問した際に造られた船を復元した貴重な船です。

冒険好きや、船や海洋文化に興味がある人は、ぜひ海洋文化館に足を運んでみてください。

海洋博公園には、シーズン中(4月~10月)には海水浴の楽しめる白い砂浜のエメラルドビーチもあり、丸一日かけて滞在する価値のある公園です。

そして最後は、海に沈む夕日を眺めて、ロマンチックな気分も味わってから帰りましょう。



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