マンションのリフォーム 和室活用法 ただの予備室からアジアンリゾートのダイニングルームへ / Interior tips – Japanese style dining room
マンションをリフォームする際に、和室はオシャレじゃないから、フローリングに変えようか、なんて思っていませんか?
外国人の私から見れば、そんな日本の美しい伝統を捨てるのは、もったいないと思っています。だだ、私も畳に座ってご飯を食べるのは、ちょっと無理そうです。
私は、日本と西洋が調和した、明治時代のインテリアが好きなのですが、南国リゾート風のリビングルームやベランダと、調和するようにしました。
リフォームする前の和室です。本当にどのマンションにもあるリビングにつながっている和室です。
この柄は、いったいなんだと驚かれたと思います。これは、月見酒というタイトルの襖絵です。自宅にこんな柄の襖を、選ぶ人は少ないと思いますが、ヨーロッパからのお客さんをあっと驚かせようとこれに決めました。知り合いの書道家からもらった掛け軸を掛けると、迫力満点になりました。
和室の入口はもっと何か変化を付けたいと、リフォームをお願いした福岡のデザインコンパスさんに相談したら、こんな素敵な丸窓をつけて付けてくれました。
襖を開けると、中はダイニングルームになっています。
畳は、琉球畳に替えました。和室用のダイニングテーブルは、気に入るものを見つけるのに苦労しました。天然木で和モダンな3点セットです。しっかりしているのに意外に手頃な値段で驚きました。
アジアンテイストのクッションとテーブルセンターで、リビングのインテリアと相性が良くなりました。
絵はスイスから持ってきたものですが、この和室に以外と似合っています。
和室側の襖絵は、月影というタイトルの襖紙を貼りました。
個性的な壁紙を三種類使ったので、他の襖は、できるだけシンプルな物にしました。
正面の壁紙は上品なシルバー、梁は金で、絵の額やシャンデリアと似合っています。このシャンデリアは、私の両親が使っていたものですが、日本のマンションで使うには、高さがありすぎて無理と、分解して下部の輪の部分だけ持ってきました。
デザインコンパスさんにお願いして、新しいライトとして、復活させてもらいました。
シャンデリアの光が、木漏れ日のように降り注ぐ、居心地の良い空間になりました。
派手な感じがしますが、意外と落ち着くこの和室を気に入っています。ここでお鍋を食べると、料亭で食べているような気分が味わえます。
依頼した業者、福岡のデザインコンパスのリンクでも見れます https://designcompass.jp/ のトータルオーダー10です。