外国のマンションってどんな感じ?スイスの自宅を紹介します。What is the atmosphere of apartments in other countries? I show you my home in Switzerland
日本で購入したマンションを、自分らしくリフォームした後は、こちらの方が気に入っているので、恋しく思うことはなくなりましたが、日本に来てしばらくは、スイスで住んでいた自宅を、少し恋しく感じていました。
スイスでは、新築のマンションを購入する際に、内装は自分で好きなようにオーダーするシステムです。販売価格には基本のタイプの内装費は含まれています。それはそれで充分素敵なのですが、大抵の人はそれよりももっと高価なキッチンやバスルーム、床材に変更しているようです。
リビングルームです。両側がほぼ全面大きな窓なので、素晴らしい景色の中に住んでいるようでした。標準が床暖房だったので、床材は白い大理石にしました。家具を日本まで持って来るのは大変だったので、マンションを買ってくれた方に、ほとんど全部あげてしまいました。
キッチンです。標準タイプですが、作業台は御影石みたいな石にしました。ガラスの換気扇は、ショールームで一目ぼれして即決しました。リビングに面したオープンキッチンなので、ポイントとなるデザインにこだわりました。
実はこのマンションは、中で二階建になっていて、リビングが上階にあります。ガラスの引き戸付きの大きなベランダが、リビングとつながっています。
図面だけ見て買ったマンションでしたが、このベランダの広さと、それに続く両面がほぼガラス張りのリビングルームは、予想通りの素晴らしさでした。
建築が始まる前に、このマンションを設計している建築家に相談して、ベランダにジャグジーとシャワーを付けられるようにしてもらいました。5~6人が入れる大きさで、24時間いつでも入れるようになっています。
日本の露天風呂が大好きなので、本当は岩風呂と坪庭にしたかったのですが、さすがにそれは無理かと諦めました。
下の階には寝室が2つとバスルームがあります。ベランダにジャグジーがあるので、こちらのバスルームはシンプルにまとめました。
本当はここにシャワーキャビンも付いている設計でしたが、バスタブがあるので、シャワーキャビンはベランダに移動してもらいました。ベランダにシャワーを付けているスイス人は、滅多にいないと思います。
上階のリビングにあるトイレです。壁にも大理石を張って高級ホテルのトイレのようになりました。トイレの居心地の良さは、私にとっては大切なポイントです。ただ日本のシャワートイレには勝てませんね。もうそれだけの為に、日本に住みたいぐらいです。
これはリビングからの風景です。小麦畑とトウモロコシ畑が広がっています。初夏に小麦畑が風になびいて、海のように揺れる様子は、今でも懐かしく思い出します。
ベランダから見える風景です。お天気の良い日は、アイガーやユングフラウも遠くに見えます。子供の頃から見ていたお城も見えます。
ここは、スイスのThun(トューン)と言う街です。湖とお城とアルプスの山々が見える、とても美しい街です。今度またご紹介したいと思います。