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鹿児島県枕崎市の火之神公園にある無料キャンプ場が素晴らし過ぎた! / Wonderful! the free campsite at Hinokami Park in Makurazaki, Kagoshima

2022/05/27
 
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スイスから日本に移住して来ました。世界中を旅しましたが、一番住みたい街として福岡を選びました。海、自然、美しいもの、楽しい事が大好きで、愛車の上にテントを積んで、日本中を旅してみたいと思っています。
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九州には、市町村が管理しているせいか、無料や格安で利用できる、整備された素晴らしいキャンプ場がたくさんあります。

その中でも、家族全員が満足できて、設備が整っている素晴らしい環境のキャンプ場をご紹介します。

鹿児島県枕崎市にある火之神公園キャンプ場は、事前予約の必要もなく、しかも一年中無料で気軽に利用できます。

スイスにもキャンプ場がたくさんあって、平地で山のない国から来たオランダ人には特に人気です。ただ、本当に値段が高くて、サイトを張る場所代(約5000円)や、一人当たりの料金(約3000円)などを考えると、安いホテルに泊まった方がましかも知れないと、何度か思ったことがあります。

日本に来て無料のキャンプ場があること自体に驚きましたが、火之神公園キャンプ場は、無料なのにとても良い環境で、設備が整っている夢のようなキャンプ場です。

キャンプ場のある火之神公園は、プロムナードが整備されていて、散策できるようになっています。

東シナ海を望む海岸沿いにある火之神公園は、古事記に登場する山幸彦が、兄の海幸彦から魚釣りをするために借りた針を失くして、小舟に乗ってここに探しに来たという神話から付けられました。

高さ42mの奇岩である立神岩がそびえ立ち、薩摩富士と言われる美しい火山の開聞岳を遠くに望むことができます。

公園内には、夏にオープンするプールもあって、お母さんは子供達とプールへ、お父さんは趣味の魚釣りをと、家族みんなで楽しむことができます。

付近一帯は、絶好の磯釣りポイントとして有名なそうですが、魚魂碑という魚のお墓を見つけて笑ってしまいました。

魚釣りの愛好家団体が建てた、釣ってしまった魚の魂を鎮める為に造られたようです。たくさん釣れた人は、ここで魚の魂に謝ってから帰りましょう。

プール側の駐車場から道路を挟んで、平和記念展望台への入口があります。

展望台には、戦艦大和をはじめ、沖縄海上特別攻撃に向かった第二艦隊の殉職鎮魂之碑があります。

戦艦大和が撃沈した方角に、祈りを捧げました。

火之神公園内には車の乗り入れができませんので、駐車場で泊まりました。トイレは駐車場にありますので、近くて便利でした。トイレ棟には、3分間100円のコイン式の温水シャワーがあって、4月から11月まで使用できます。

車で7分ぐらいのところに「なぎさ温泉」という、海のみえる露天風呂もある天然温泉もありますので、温泉に入って、流行りの冬キャンプをするのも良いかも知れません。

車中泊する人は、トイレ棟の向こう側に車が入れる林があるので、夏はそちらの方が涼しくて良いかと思います。

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枕崎市は、鹿児島県薩摩半島の南端にある温暖な小さな町で、東シナ海に面しているので、黒潮がはぐくむ栄養豊な海域で、多くの魚が集まる豊な漁場を有しています。

キャンプ場から車で5分の枕崎港には、カツオが数多く水揚げされるので、特産品として特にカツオが有名です。

枕崎お魚センターは、新鮮なカツオが食べられるレストランや、地元の特産品を扱うテナントが入っています。

一階は、かつお節や加工品を扱う直営店や、軽食が食べられるお店がありますので、ここだけの一品に出会えるかも知れません。

2階にある「展望レストランぶえん」では、港に面したレストランならではの新鮮な海の幸を使った料理が味わえます。

やはり、ここではカツオを食べないでは帰れません。

こんなにおいしいカツオのたたきは初めてです。生臭さを全く感じない絶品でした。

フリードリンクがついているのでお得です。

テーブルも十分距離が取られていて、安心して食事ができました。

枕崎に来たらここに寄って、ぜひ新鮮なカツオを食べて帰りましょう。


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