長崎県 雲仙と小浜温泉 / Unzen – Miniature Yellowstone National Park & Obama hot spring
天草からフェリーに乗って、長崎の南島原に到着しました。
このまま福岡に、まっすぐ帰るのももったいないので、雲仙に立ち寄って、温泉を楽しもうとやって来ました。
雲仙地獄は、白い荒涼とした大地のあちらこちらから、高温で高圧な蒸気が湧いています。硫黄のにおいが立ち込めて、100人ぐらいで集団おならをしたようだと言えば、わかってもらえますでしょうか(笑)
別府で地獄めぐりをしたことがあるので、それに比べれば規模も小さくて、あっという間に見てまわれます。入場は無料ですので、散歩がてらに見学するのにちょうど良い感じでした。
この清七地獄は、ぽっかり空いた穴からもうもうと蒸気が立ち込めて、風が吹くと雲が流れてきたように、目の前が真っ白に煙ります。
ここで清七というキリシタンが処刑されたそうでうが、まさかあの穴に生きたまま、などと想像してしまい、少し怖くなりました。
雲仙温泉街の中心部にある階段を上った先にある、満明寺というお寺に寄ってみました。小さなお寺ですが1300年以上前からここにお寺があったいう由緒あるお寺のようです。地獄に仏という言葉が合う、すぐ近くの荒涼とした風景とは対照的な、静かな空間でした。
もちろん温泉に入りました。私は、日本庭園のある岩風呂が大好きです。ここのお湯は乳白色のにごり湯で、温泉の成分が濃い感じで、満足しました。
露天風呂では、福岡からきている若い日本人と話しをしました。温泉を出て、妻と待ち合わせをしているロビーに行くと、なぜかその男性と、一緒に来ていたかわいい女の子二人と、妻が、一緒にロビーに座っていました。妻もその女の子達と温泉で話をしていたらしく、女の子の一人が糸島から来たとのことで、偶然が重なって楽しい時を過ごしました。
いつの間にか、すっかり日が暮れてしまいました。ライトアップされた雲仙も美しいのですが、そろそろ今夜の宿泊場所を、探して移動しないといけません。オバマ元大統領と同じ名前の小浜温泉が、近くにあるようなので、そこで泊まることにしました。
小浜温泉のホットフット105の駐車場で、車中泊することにしました。
ここのトイレの上は、階段で登れるようになっていて、上から全体が見渡せ、海も見えます。
ここの駐車場でも快適に車上泊できました。テントにはマットレスがついているので、車を停めるスペースがあれば、どこでも快適に眠れます。
ここの足湯は105mあって、日本で一番長い足湯だそうです。
かわいい小学生達が遊んでいて、色々話しかけてきました。明るく人懐こく、きっとここの人達は、みんな気さくな人柄なのかな?と思いました。
茂串海水浴場で知り合ったスウェーデン人とのカップルに、今いる場所を連絡したら、奥さんのお母さんは、この街の出身とのことで驚きました。
あの奥さんも明るくオープンな感じの人だったので、この明るい雰囲気は、土地柄なのかも知れませんね。